リンレイ

カーライフノート

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ストップCO2;! 燃料電池は、ここまで来てます。

こんにちは、Mです。

じとじと湿っぽい季節だけど、こんなときは冷たいビールをググ~ッと呷って、ストレスなんてプハーッと吐き出しちゃえ、と思うMです。

そしたらですね、新聞記事でビックリするようなニュースを見つけちゃいました。サッポロ『黒ラベル』の缶には、来年からCO2排出量が表示されるんですって。え~! それって、炭酸ガスのショワショワ感の強さを表わすのかしら? 今夜は炭酸強めがいいな、なんて缶を見ながら選んだりして…。と思ったら全然違いました。原材料の栽培から缶を廃棄するまで、全ての工程で排出されるCO2の量を表示して、削減の意識を高めよう、ということらしいです。ふ~む、それにしても、すっかり厄介者扱いですね、CO2。


ご存知のようにクルマの世界でも、このCO2を減らすことに各メーカー、躍起になっているわけですが、ハイブリッドやバイオエタノール車では、どうしたって完全に無くすわけには行きません。どうしてもCO2を出したくないなら、電気自動車にするしかない。

ところが明日にでも実用化されようかというEV=電気自動車の電源は、家庭用と同じ、発電所が起こした電気に頼るほかないわけで。この発電所が発電を続ける過程で、残念ながらやっぱりCO2は出ちゃうんですね。

そこで究極のエコ・エネルギーと期待されているのが、「燃料電池」です。この呼び名がどうも分かりにくくしてるんですが、要するに燃料電池とは、水素を空気中の酸素と化学反応させて発電する、ちっちゃなちっちゃな発電所、兼電池だと思えばいいんですね。

燃料となるのは水素と酸素ですから、発電した後に残るのはH2O、すなわち水だけです。ですから未来のクルマは、排気管(とは言わないでしょうね、もはや)から、チョロチョロお水を垂らしながら走って行く、これが普通の景色となるでしょう。


この光景が出現するまでには、水素ガスステーションの配備だとか電池の耐用年数だとか、クリアしなければならない課題がまだまだたくさんありますが、それでも国産各メーカーは、すでに燃料電池車の販売あるいはリースにまで漕ぎ着けています。例えば、ホンダの『FCXクラリティ』。このクルマ、洞爺湖サミットに提供されますが、この秋から一般にもリースが始まります。こりゃ、意外に燃料電池車の夜明けは近いかも。


実は、こういったエコな改革はクルマだけに留まりません。オートバイの世界でも、燃料電池での実験は着々と進められているのです。

何を隠そう、Mはオートバイも大好きで、若いころからず~っと乗り続けています。で、とあるオートバイ雑誌の編集部にも仲良しの友人がいるのですが、彼が先日、先進技術の粋を集めた燃料電池バイクに試乗してきたというのです。以下、彼が興奮気味に語ってくれたところによると…。

問題のバイクは、スズキが試作した『クロスケージ』という名の燃料電池二輪車。その名の通り、X字型にクロスしたフレームの中央部分、本来ならガソリンタンクが配置される位置に燃料電池が置かれ、その下に水素タンク、さらにその下にリチウムイオン電池を二次電池としてセットしてあるそうです。全体的なデザインは「見るからに未来的!」。Mも写真を見せてもらいましたが、なかなかカッコいいです。すごくスリムな仕上がりで、足つき性も良さそう。でも運転してみたら、どんな感じなんだろ?

「それがさ、今までのオートバイの常識を打ち破る、新感覚なんだな!」

ふむふむ。またがって彼がまず戸惑ったのは、キーシリンダーがないこと。右側グリップに丸いボタンが付いていて、これを押すだけでエンジンが(エンジンじゃないけど)かかるそうです。クラッチレバーとシフトペダルは、もちろん有りません。電気モーターで走るんだもん、ギアなんて必要ないですからね。

で、ここは普通のオートバイと同じ、右側グリップのアクセルをひねってやると、いとも簡単にスルスルと『クロスケージ』は走り出し…

「でもな、排気音はもちろん、なあんの音もしないんだよ」

そのまま無音の中を、それこそ風のように疾走した彼は、しきりに感心していました。爆音まきちらして走るオートバイ、なんてイメージは過去の幻になっちゃうかも、と思ったそうです。

へええ。個人的には、爆音じゃない、味のある排気音が大好きなMとしましては複雑な思いもありますが、でも、クルマといいバイクといい、未来の環境を思えばこれも時代の流れ。それに、全く新しいシステムに生まれ変わるのなら、運転する僕らも、全く新しい運転方法と喜びを見出せばいいんじゃない、と考えるMなのでした。

とりあえず、『FCXクラリティ』と『クロスケージ』、一回乗ってみたいですよね!

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ホンダ『FCXクラリティ』。
カッコいい!



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そのインパネ。未来的!



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スズキ『クロスケージ』。
カッコいい!



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真ん中に見えるのが水素タンク

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