リンレイ

カーライフノート

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エコカーのえこひいき、なんでしょうかね?

こんにちは、Mです。


いやあ、呆れますねぇ。あっちで酩酊、こっちで暴言と、どうにも評判を落とす一方の日本政府でありますが、こんなことで本当に、我が国はこの未曾有の不況から脱出できるのでしょうか?


定額給付金なんて名前のオボシメシも年度内にもらえる地域はごくわずか。そんなハシタ金(と思ってるフシがありますよね、麻生太郎くんには)忘れた頃にもらってもなあ~、というのがMをはじめ友人たちの本音であります。もっと早ければ、「そうだ、iPod Touch 買おうかな」だとか「遅ればせながらETCを付けちゃおうか」なんて奴もいたんですが、いまやすっかりシラケムード。どうも消費意欲が湧きそうにもありません。


そういった消費意欲減退の対象として最たるものが、過去華々しく経済発展を支えてきたクルマという消費財。だってね、クルマの売れ行き見てれば、いくらのんきなMにだって現在の状況の深刻さは分かります。

日本自動車販売協会連合会(自販連)の発表によりますと、2008年度の新車平均保有年数、つまり新車で買ってから何年乗り続けるかという数字が、ついに8年を超えたそうです。新車で買うと1回目の車検が3年後、その後は2年毎ですから、3回車検通してまだ乗り続けるということになりますね。

Mとしましては、そういう愛着をもったクルマとの接し方というのは大変喜ばしいことだと思うのですが、裏を返せば、日本経済にとっては大打撃。昔は車検のたびに新車へ乗り換える、なんて人も珍しくはなかったくらいですもんね。


そんな中、これはクルマ買い替えの特需促進策となるのでしょうか?


通称、「自動車グリーン税制」。燃費その他、エコ性能に優れた新車を購入すると、そのエコ度合いによって自動車税(毎年春に、排気量に応じて払うあれですね)や自動車取得税(購入時に取られちゃうやつですね)を軽減するという制度です。この制度自体は以前から存在しましたし、年度によって色々変更を重ねてきました。詳しくは国土交通省のこのサイトをご覧ください。平成20年度のものですが。


http://www.mlit.go.jp/jidosha/green/gaiyou0804.pdf

例によって、少々煩雑で分かりにくいかもしれませんが、要するに「CO2を出さない、燃料を余り消費しないクルマに皆乗り換えてね! 税金安くしてあげるからさ」ということですね。


自動車税

自動車税


自動車取得税

自動車取得税

さて、このグリーン税制が、今回の予算通過を以って「目玉セール」を開催する運びとなったのです! その内容とはなんと!

今年の4月から3年間の間に、プリウスやインサイトなどのハイブリッド車、あるいはiMiEVなどの電気自動車を購入した場合、自動車取得税と自動車重量税(車重に応じて車検ごとに支払ってる分です)をいただきません、ゼロでいいですわ、という太っ腹、と言っていいかどうか分かりませんが、ともかく特別優遇措置がとられることになりました。


ずいぶん思い切った施策のようにも思えますが、こうでもしないと割高なエコカーはなかなか普及しないし、新車買換え需要も生まれない、ということなんでしょうかね。


例えば、以前にこのコラムでご紹介したホンダのNewハイブリッド『インサイト』。その車両価格のリーズナブルさと出来の良さで、順調な受注状態にあるそうですが、この新規優遇制度を使うといくら安くなるのか? 実際にホンダのWEBサイトで「セルフ見積り」というのを試してみました。


http://slf.honda.co.jp/index.jsp


車両本体価格1,890,000円と一番安いグレードのGの場合、自動車取得税が51,800円、重量税が新車購入時3年分で56,700円という結果となります。ということは、しめて108,500円のカットでお求めいただけるのでした。え? これはちょっとデカイかも。

この措置はとりあえず3年間有効だそうですから、皆さん、検討されるのも手かもしれませんよ。ただし、こうなってくるとハイブリッド車や電気自動車の開発が遅れてるメーカーは不利です。必死になって巻き返しを図って欲しいもの。


それともうひとつ。この優遇措置は良いとして、車齢、つまり作られてから13年以上経つガソリン車は一律10%増税、という発表はどうでしょう? 最初に述べたように、1台のクルマを末永く愛するというのは悪いことじゃないし、廃棄処分にしないという意味では、それも充分エコではないか。Mはそう思うのですが…。クラシックカーマニアじゃないけれど、思い出と共に大事に大事に旧車を乗り続けているユーザーのことも、考えてあげるべきじゃないでしょうかねぇ。

それよりもむしろ、未だに大排気量・大馬力で狭いこの国土をのたうち回ろうとする、一部の富裕層が喜んで乗ってるようなバブリーな「高級車」にこそ、目の玉が飛び出るほどの重税を課してしかるべきだ、と思うMなのでした。

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