リンレイ

カーライフノート

一覧へ戻る

東京モータショーで見つけた、恐竜と蜘蛛。

こんにちは、Mです。


とうとう始まりましたね、『東京モーターショー 2009』。2年ぶりの開催です。


今年は外国メーカーが3社しか来ないとか(それもアルピナとロータス、それにケーターハムというスポーツカー・メーカーなのが渋い!)、これまで別フロアにあった2輪部門もパーツ部門も全部、同じワンフロアでやるとか、そもそも出展メーカーが前回の半分以下であるとか、なんだか淋しい話題ばかりが先行している気もしますが、そこはそれ、クルマ好きにとっては、やっぱり足を運びたくなる楽しいお祭りなのでした。

で、早速行って来ました、Mも。今回は、そのご報告レポートです。


とはいいましても、ホンダが来年2月には市販するという新型ハイブリッド・スポーツや、レクサスのニューモデル、86レビンの再来と謳われる2ドアクーペ、なんていう話題のクルマはすでに皆さん、テレビニュースや新聞、雑誌でご覧になったでしょう? そこでMは、会場で見つけたちょっと変わったクルマをふたつ、ご紹介しようと思うのです。そのふたつ、偶然にも同じ3輪車、しかも前2輪後1輪でオートバイのエンジンを載せているところまで共通しているのですが、それでもテイストは大きく違うのでした。


まずは、これ。カナダのカンパーニャモータースが作っている『T-REX』です。見るからに恐竜顔してますね。でもこれがなかなか愛嬌のある、可愛いクルマなのです。じっと見てると、顔もなんだかカエルさんに見えてきたりして。


でも中身は結構、獰猛かも。Mはこれを見つけたとき、まず最初に、2本出しのマフラーに目が留まりました。あれ? これってオートバイのエンジンですか? 係りの人にそう尋ねたところ、帰ってきた答は「そうです。カワサキの1400ccを積んでいます」。

そう、輸出用のZX-14(日本ではZZR1400という名ですね)の197ps(!)、水冷DOHCエンジンを載せているんですね。これで、スチールのチューブで組んだフレームの上にファイバーグラスのパネルを被せた、たったの472kgしかない軽量ボディを引っ張るのですから、その加速たるや想像を絶するものがあります。

コクピットにも注目です。ステアリングもペダル類も、まんまレーシングカーみたいでしょ? シフトはシーケンシャル、つまり普通のMTとは異なり直線的に前後に動かすタイプ、といいますか、1速は押し込んであとは引いてアップする、これもオートバイのリターン変速そのものなのでした。ちなみにタコメーターやスピードメーターも、ZX-14のものをそのまま使っております。

ああ、そうそう。ラゲッジスペースと呼べるような場所はありませんから、荷物は車体横に装着されるパニアケース(オートバイ用のハードケースです。時々大型バイクのシート後部についてるのを見ることがありますね)に入れてくださいね。こいつはオプション設定です。

で気になるお値段ですが、スタンダードで650万円から。驚いたことに、すでに市販が始まってるそうです。興味のある方は、カンパーニャモータース・ジャパンに問い合わせてみたらいかがでしょう。


さてさて、もう1台はこちら、その名も『Can-am SPYDER』。ホント、こっちは蜘蛛みたいですね。このCan-amという会社、飛行機を作ってるボンバルディアの子会社で、カンパーニャモータースと同じくカナダにあります。どうもカナダの人って、こういうユニークなクルマで遊ぶのが大好きみたいです。


エンジンは996ccのVツインDOHCで106hp(psでいうと107.5psくらいですか)、こいつでもって316kgの蜘蛛さんを走らせるのですから、こいつの運動性能も目を見張るものがありそうです。フル加速するとウィリー、つまり前輪が持ち上がっちゃったりして・・・。でもABSはもちろん、トラクションコントロールやらダイナミックパワーステアリングやら、いろんな安全デバイスが装備されていますので、その辺はご安心を。

こちらは前述の『T-REX』とは違って、乗車姿勢も2輪感覚です。ハンドルも2輪と同じですしね。でも全幅は1.5mありますから、すり抜けは、くれぐれもなさらないように。その代わり、フロント部分の蓋をパカッと開けると実用的なラゲッジスペースが設けてあります。

なんかいいなあ、これ。こういうのでタンデム・ツーリングしたら楽しそうです。オートバイとはまた違った、新感覚のオープンエア・ライディングが味わえそう。これまでも何台か日本に入ってきたことはあるようですが、近い将来、本格的な発売を計画しているとのことです。価格はまだ未定ですが。

そうだ、忘れちゃいけない、この『SPYDER』、普通自動車免許で乗れるそうですよ。ヘルメットは被った方が良いと思いますけど。


今回の『東京モーターショー』は、時代を反映してハイブリッドやEVなど、エコカー技術のオンパレードという感がありました。でもね、とMは思うのです。運転する、走らせる、という楽しさに直結したクルマやビークルは決して無くならないで欲しい。

そういった意味では、このカナダ生まれの恐竜と蜘蛛、ぜひ乗っていただきたい、お勧めの逸品です。だって、そうでしょ? 街中を走ってるのがプリウスだらけ、なんて景色はあんまり楽しくないもんなあ~。


photo

『T-REX』です。恐竜とカエル、どっちに見えます?

photo

車体の横、マフラーの前に付いてるのが荷物用のパニアケースです。

photo

ご覧のように、コクピットはまんま、レーシングカー。

photo

こちらは『SPYDER』、乗車姿勢はオートバイと一緒です。

photo

フロントにラゲッジスペース付き。

photo

ここだけ見ると、ふつーのオートバイみたいですね。

photo

後ろ姿は、なかなかシャープです。

Copyright 2008 RINREI WAX CO.,Ltd.All Rights Reservedプライバシーポリシー