こんにちは、Mです。
2年半にわたって好き勝手に、クルマにまつわる色んなお話をしたためて来ましたが、
このコラムも、いよいよこれで最終回です。
ちょうど今回で第60回、長いようで早かったなあ。
さて、では最終回、一体どんな話題がふさわしいかと考えてみました。
まだまだ話題は尽きない感じなんですが、ここはひとつ、
つい目と鼻の先にあるクルマ社会の未来について、楽しく想像してみることにしましょうか。
そうですね、たぶん、あと5年は難しいにしても10年以内にはこうなってるんじゃないかなあ、
こうなっててくれると嬉しいなあ、とMが思いめぐらす夢の世界です。
まず最初に、クルマのエコロジー化はどんどん加速度的に進むでしょうね。
これはもう、時代が求める必然です。
ですからハイブリッドなんていう過渡的な技術ではなく、
間違いなくEV=電気自動車が広く認められ、ごく普通に走っているでしょう。
それも今年末に日産から発売される『リーフ』のように普通車クラスが。
あるいはアメリカからやって来た稲妻、
『テスラ ロードスター』みたいなEVスポーツカーが流行っているかも知れません。
一方で、ガソリンエンジンも省エネ化が進むでしょう。
コンパクトカークラスでは、アイドルストップや燃焼効率の見直しで、
リッター当たり20Km越えが当たり前になる、そんな気がします。
発売されたばかりのメイド・イン・タイランドの日産『マーチ』が、
その先鞭をつけたように思います。
そういった意味では、むやみと大きいクルマは肩身の狭い思いをするようになるでしょうね。
バスやトラックはともかく、本来狭い国土のこの国にでかいクルマは似合いません。
かつて欧米の自動車輸出国からの圧力に屈して安くなった3ナンバーの税金ですが、
近い将来、再び引き上げられるかも知れませんよ。
消費税を10%上げるだ、いや15%にしろだ、言ってるくらいですから、
贅沢品である3ナンバー乗用車には高額の税金がかけられたりして。
それでなくても少子化の進む昨今、相変わらず人気のミニバンも、
次第に、その名の通り「ミニ」化して行くんじゃないでしょうか。
定員一杯に乗る機会も、そんなになくなるでしょうし。
ホンダの『フリード』か、それより小さいくらいで「ちょうどいい」かも。
トラックに関しても、今後は長距離輸送は鉄道か船、各ターミナルから先がトラックの出番、
ってことになるでしょう。
こんな南北に細長くて、真ん中を横切ろうとすると山越えしなくちゃならない国で、
トラックで長距離輸送やろうって方が無理ってもんです。
むしろ、そんな効率よく動き回れるサイズのトラックの方が、需要が増えるかも知れないな。
そもそも、「自家用車」という概念が根底から覆される可能性もあります。
Mが何度か申し上げて来たように、クルマは「持つ」ものから、
必要な時だけ「使う」ものに変わって来つつあります。
この傾向は、今後も進むでしょう。
ことに都市部に暮らす人々にとっては、クルマの維持費と必要性を天秤にかければ、
所有するよりカーシェアリングの方がずっと得だ、ということに気付くはずです。
そうなんですね、クルマにかかる税金や駐車場、ガソリン代などの維持費は、
ホントに馬鹿にならないですからね。
9月末までの補助金制度に乗って新車を購入したとしても、お得だなあ、と感じるのは最初だけ。
来年からは、しっかり税金取られますからね、ご用心ご用心。
そういった意味も含め、不肖Mはこのたび、長年のカーライフを変身させるべく、
愛車を軽自動車に替えました。
これ、大正解だったと思っております。
だってね、たしかに車両価格は1.5リッタークラスと同じかもしれない、
燃費はハイブリッドに負けるかもしれない、
だけど、税金も高速料金も消耗品の値段も、み~んなメチャ安なんですもの。
それに何より、乗ってて楽しいんです、軽って!
混んだ街中もスイスイ走れるし、
狭い田舎道も入って行けるから、誰もいない浜辺なんて思わぬ穴場も発見出来る。
ターボ付いてるから、坂道だって高速道路だって全然引け目なく流せます。
この先何年か、この軽と一緒に楽しい思い出一杯作って、
そのあとはインフラ整ったEVで、また全く違う新感覚のカーライフを満喫しよう、
そう考えているMなのでした。
では、皆さん。
本当に長い間、ありがとうございました。
またどこかでお会い出来たらいいですね。
皆さんもお元気で、カーライフをお楽しみ下さいね。
さようなら。
Mより。

日産『リーフ』は国産初の普通車クラスEVです。

Mが本気で欲しい『テスラ ロードスター』。EVです。

新しい『マーチ』です。これがひとつの基準になるかも。

ホンダ『フリード』。ついこないだ『フリード スパイク』も出ました。

これがMの新しい愛車、ホンダ『ゼストスパーク』。良く走ります。