こんにちは、Mです。
いよいよ、年の瀬。このレポートも今年1年間を振り返り、2008年クルマ界の10大ニュース! と題してお送りしようと思ったんですが…。
なんだかなあ、どうも明るい話題が少ないんですね。アメリカ発全世界行き金融ショックのおかげで、ビッグ3は言うに及ばず、ヨーロッパも日本も自動車会社は今、大変な目に遭ってます。何しろ売れないんですね、クルマが。みんな、新しいクルマに買い替えてくれない。
だって考えてみれば、クルマの購入というのは結構高額なお買い物です。こんな厳しい経済状況じゃ、今は我慢我慢。そう思うのも無理はない。こうなってくると、これまで順調に右肩上がりで成長してきた時代のほうがおかしかった気もしてきます。クルマは生活必需品である、という人もいるでしょうが、多くの場合、「有ったほうが便利だけど、ある意味、ぜいたくな嗜好品」ということだったんでしょうね。
でも、とMは思うのです。クルマは嗜好品であるが故に、人に希望や夢を与えてくれる商品なんだと。だからこそ、クルマを選ぶ時、人はこんなにワクワクするもんなのだと。
そういった意味では、今年も国産メーカーは頑張ってくれたと思いますね。今回はMが2008年、気になった国産車を3つあげてみましょう。その3台は偶然にも、サイズからいって「ちっちゃいのとおっきいのと、ちょーどいいのと」に分かれるのでした。
まず、その1、「ちっちゃいの」。これは皆さん、見当がつくんじゃないでしょうか。そう、トヨタのIQです。前回の東京モーターショーで発表された時から「ちっちゃいなあ!」と驚いてましたが、市販されてみるとホントにミニマム。これでも大人3人、もしくは大人2人と子供2人なら余裕で乗り込めます。それなのにこの小ささですから、東京の下町だろうが田舎の畔道だろうが、車幅を気にすることなんかない、スイスイ行けちゃいます。なにしろ、最小回転半径3.9mですよ!
まあ値段が少々お高いのが玉にキズですが、「いーや、こいつにはそれだけの価値がある」と認めた人が胸を張って購入する、そういったクルマだと言えるでしょう。
続いては「おっきいの」に行きましょう。これはね、日産のフェアレディZです。もっとも、先代のZに比べると全長で100mmも短くなってます。おかげでずいぶん引き締まって見えます。その代り、全幅は30mm広がって1,845mmだし、エンジンは新開発の3.7リッター、V6の336PSと堂々たるもの。
この時代にスポーツカーなんて、と首をかしげる人もいるかもしれませんが、しかしMは日産のいう「こういう時代だからこそ、走らせて楽しいクルマを」との意見に賛成します。だって実用品としてだけで選ぶわけじゃない、大切な嗜好品なんですからね。
さらに新型Zには面白い機構も選択できるようになっています。グレードによるのですが、6速MTに用意される『シンクロレブコントロール』という装置がそれで、これはシフトダウン時にクラッチを切ると瞬時にエンジン回転数が上がり、ひとつ下のギアとぴったり合わせてくれるという代物。つまり、ヒール&トウなんて出来なくてもスポーツドライビングが楽しめちゃうわけですね。ふ~む、不思議なシステムだなあ。
最後は、「ちょーどいいの」。これも皆さん、CFでお分かりかもしれませんね、ホンダのフリードです。
このクルマは、もう、そのサイズの絶妙さに参りました。、全幅は1,695mmとしっかり5ナンバー枠なんですが、全高は1,715mmと余裕しゃくしゃくのミニバンサイズ、なのに全長は長すぎない、どころかセダン並みの4,215mmと来たもんです。これで5人、7人、8人乗りが選べるのですから、これまでスーパーへのお買いものの時には大きなボディにひと苦労、手に汗握る思いをしていたミニバン・オーナーの奥様も安心です。
なるほどなあ、作ろうと思えば、こういう日本の実情にピッタンコなクルマが作れちゃうんだなあ、と感心しきりのMなのでした。実際、近所のご家庭が購入されたんですが、奥様も大満足のようですよ。その代り、人気もすごいらしくて、納車までかなりの時間がかかるそうです。市場からは正しく評価されてるんでしょうね、めでたいことです。
ね? 我が国の自動車産業は、なかなか頑張ってますよね? さあ、来年はどんな面白いクルマが出てくるか、それを楽しみにしているMなのでした。それでは、皆さん、よいお年を。お正月明けに、またお会いしましょう!
IQ:お値段は140〜160万円なり
ちっちやいなあ、ホントに
フェアレディZ:マッチョだけど引き締まりました
フリード:実にニッポン的な「ちょーどよさ」です