こんにちは、Mです。
新車登録台数、すなわち販売成績で言えば去年1年間は、トヨタ・プリウスの圧勝。エコカー減税の後押しもあって、今や右を向いても左を向いても、街を行くクルマはプリウスだらけに思えるほどです。
そのあおりをもろに食ったのが、海外メーカーでした。燃費基準、排出ガス基準に適合せず、との理由でエコカー減税ほかの優遇を受けられず、おかげで販売成績はガクンと落ち込んじゃいました。なんとか超低金利ローンの実施や、オプションサービスで乗り切ろうとしたのですが、やはり限度があります。一番いいのは、国産車と同じように減税対象車にしてもらうこと。
ここに来てようやく、その措置が取られることになったようです。欧州車を始め、アメリカ車にも適合範囲を広げようという動きが出てきました。だってね、それでなくてもBIG3がこけちゃったアメリカ、日本市場で全然売れないとなるとたまったもんじゃありません。
実際、かの国では「これはアメリカ車の締め出しではないか!」という抗議の声が広まっていましたから、わが国としても経済摩擦に発展するよりは・・・という判断があったのでしょう。ま、アメ車も今や、結構いい燃費だし。カマロのV6、3.6リッターのモデルなんて市街地で7.6km/l、高速で12.3km/l走りますもんね、アメリカ基準での計測ですけど。
え? プリウスの敵ではない? まあ、そりゃそうでしょうけど、BIG3も手をこまぬいているわけではありません。彼らもハイブリッドや電気自動車の開発を急ピッチで進めています。
でもね、最近ではそんなBIG3どころか、トヨタも脅かしかねない新興勢力が、アメリカ西海岸のいわゆるシリコンバレーで誕生しつつあること、ご存知ですか? そうなんです、これまでクルマなど作ったことがない、若いベンチャー企業が続々とEV=電気自動車メーカーとして名乗りを上げているのです。
今回ご紹介する『テスラ・モーターズ』もそのひとつ。というより、代表格といったほうがいいかな。2003年にカリフォルニアで産声を上げたこの会社、2008年には早くもEV、それもスポーツカーを発売しました。その名も『テスラ・ロードスター(Tesla Roadster)』。
写真をご覧いただければ分かるように、2シーターの実にカッコいいクルマです。
でもその性能を聞くと仰天しちゃいますよ。なにしろですね、スポーツカーの性能評価でよく使われる0~100km/h、すなわち停止状態から時速100キロに達するまでにかかる時間が4秒未満! これってフェラーリやポルシェ911並みの加速ってことです。でもって100%電気で動くので、クリーンかつ「燃費換算で言えばプリウスの倍以上」という経済性。気になる航続距離も1回のフル充電で350km以上と立派なものです。ちなみに、こいつに使われてるリチウムイオン電池は、どうやら日本製らしいという噂。
お値段は約1000万円。高い!と思われるかもしれませんが、フェラーリやその他のスーパーカーと比較しても、全然高くない、むしろ安いと言えるんじゃないでしょうか。その後の維持費を考えれば、めちゃくちゃリーズナブルなお値段でしょう。スーパーカーの燃費って、考えるだけでのけぞっちゃいますもんね。アメリカではカリフォルニア知事のシュワちゃんが自ら購入、テスラ・モーターズの工場をカリフォルニアに誘致したという逸話があるくらいですよ。
さてさて、そんなテスラ・ロードスターが、日本でも手に入ることになりました。中古車のガリバーでお馴染みのガリバーインターナショナルという会社が、この春からテスラ・ロードスターの中古を販売する、と発表したのです。まずは2月1日から「Yahoo!オークション」に出品するそうです。
すばらしい! 一体いくらくらいの価格が付くのか分かりませんが、EVにして初のスーパースポーツが日本に登場するなんて、なんともワクワクするニュース。これでEVに対する世間の興味も、ぐっとアップすることでしょうしね。
それにしても、とMは思うのです。こういう若い企業がポンッと出てきて、革命的な商品をいち早く市場に送り出す。これこそ、アメリカの持っている凄いパワーなんだなあ~。自由な発想と、それを支援するバックアップ体制。このふたつが、彼らの底力なんでしょうね。日本のメーカーも、うかうかしてられませんよ、ホントに。

これがその勇姿。カッコいい!

いかにも速そうでしょ。

もうすぐ日本でも、こんな光景が見られそう。