こんにちは、Mです。
冬に舞い戻ったかのような寒さの翌日には真夏日が到来し、一体どんな服装で表に出れば良いものやら、衣替えっていつすりゃいいのよ状態で、ホントにわけの分からない春でしたねえ。
健康には自信のあったMですが、この気温の乱高下に負け、珍しく風邪などひいてしまいました。
皆さん、体調は崩しませんでした?
しかし、ようやく天候も安定して来たみたいですね。新緑のまばゆい季節になった今、気になるのは目に映る様々な「色」。そこで今回のお題は、クルマのボディカラーで行こうかと。
突然ですが皆さん、クルマを買うとき、色はどんなものを選びます?
無難だから白? 汚れが目立たないからシルバーメタリック? それとも、落ち着いて見えるからブラックだったりして。
Mはひと頃、クルマを乗り換えても乗り換えても、「赤」ばかり選んでいた時期がありました。
ひとくちに赤といってもメーカーや車種によって微妙に違います。朱の強い赤もあれば、ちょっとダークな赤もある。ソリッドなカラーもあったし、マイカ(雲母ですね、要するに)が混じったキラキラ光る赤もありました。
でもどの「赤」も、Mにとってはそのクルマにドンピシャリのカラーなのでした。つまり、Mがそのクルマにイメージするものとピッタリだったんです。
振り返ってみれば、その頃選んでいたクルマは皆、
コンパクトなボディにパワフルなエンジンを載せ、小気味よく峠道を駆け抜けるといった類いのスポーティなものばかりなのでした。その素性が「赤」というカラーを選ばせたのでしょうね、きっと。
クルマには普通、メーカーが決めた、それこそ「イメージカラー」っていうのがあって、そのボディカラーがカタログやTVCMに使われます。ですからその色が〈売れ線〉になっても当然で、特に新型車では町中に同じ色が溢れたりするものなんですが、Mの場合は自分のイメージカラーを優先させてたってことなんでしょう。
でもMのような選び方はポピュラーではないようです。では一般的には、どんなボディカラーが好まれているのでしょう? それこそひと昔前の日本ではクルマと言えばホワイトばかり、なんていう時代もありましたけど、世界的にはどうなんでしょうね、何か傾向があるのかしら?
ここにアメリカのデュポン社が毎年発表している、その名もAutomotive Color Popularity というデータがあります。これはもう57年続いている調査で、自動車のボディカラーに対する人気度を独自に調べて毎年末に発表しているものなんですね。それによりますと最新版、つまり2009年度の傾向は・・・
【世界の自動車人気色トップ 10】
1.シルバー 25% 2.ブラック 23% 3.ホワイト 16% 4.グレー 13% 5.ブルー 9% 6.レッド 8% 7.ブラウン/ベージュ 4% 8.グリーン 1% 9.イエロー/ゴールド 1% 10.その他の色 1%未満
となっております。そしてこのトップ3色は、世界のどの国でも根強い人気を誇っているそうです。
ちなみに北米では、1.ホワイト 17.8% 2.ブラック 17% 3.シルバー 16.7%とトップ3は拮抗しておりますが、これはホワイトとシルバーの人気が段々落ちて来たのに対して、ブラックがじわじわと追い上げている結果だとのこと。
では日本では?
デュポン社の分析によると日本では、2009年、人気色に大きな変化があり、北米やヨーロッパ市場の傾向に近づいているそうです。ずっと一番人気を誇っていたホワイトは2008年の28%から4ポイント減で24%、 シルバーは5ポイント減らして23%となり、ブラックと並んだとのこと。つまり、1.ホワイト 24% 同点2.シルバー 23% ブラック 23%ということですね。
う~ん、そういわれてみればかつてほど、白いクルマだらけではなくなった気がするなあ。
とはいえ、なんだかやっぱり、クルマのボディカラー選びに関してはものすごく保守的、というか「無難な路線」が伺えます。だってホワイト、シルバー、ブラックだけで全体の70%占めちゃうんですもんね。
え? 70%? そりゃ大げさだろう、と思って周りを見回してみたMですが、道行くクルマを見ても駐車場に止まってるクルマを見ても、確かにこの3色で7割方を占めてるようにも思えますねえ。
さて、クルマのボディカラーに関してはMはもうひとつ、
最近ギモンに思ってることがあるのです。それはね、「特別塗装色」ってやつの存在。
買いもしないのにカタログやWEBサイトを眺めては、「いいなあ、コレ欲しいなあ」「どのグレードにしようかな」「色はこれかな、やっぱ」などと妄想をたくましくするクセのあるM、
いつものようにお気に入りのクルマのサイトを見つめ、〈セルフ見積もり〉なんてしてる最中に気付いたのです。
「あれ、なんだこれ? この色頼むと高くなっちゃうじゃん!」
そうなんです、ボディカラーの選び方によっては〈お見積もり〉が3万円ほど高くなってしまうのです。まあ、妄想してるだけなのに見積もりまでやるのもどうかなとは思いますけど・・・。
それはともかくですね、まったく同じ車種の同じグレードなのに、なぜ、色違いだけで3万も高く付いちゃうのか? Mが見たところ、これはパールホワイトをはじめ、パール系の塗装色に多く見られるもので、カタログには小さく「この色は特別塗装色で○○円高となります」と記されているのでした。
例えば売れっ子トヨタのプリウスの場合、ホワイトパールクリスタルシャインだけはメーカーオプションで、31,500円(消費税抜き30,000円)高となります。
軽自動車ならどうかしらね?
とホンダのゼストスパークの例を見ますと、なんと全7色のうち4色、
プレミアムホワイト・パール、プレミアムクリスタルローズ・パール、プレミアムディープバイオレット・パール、プレミアムナイトデザートゴールド・パールが26,250円(消費税抜き 25,000円)高となるではありませんか。
これって一体、どういうことよ? と憤慨しつつ(別にしなくてもいいんですけど)調べてみたところ、どうやらその秘密は、塗装工程の違いにあるようです。
クルマの場合、最もベーシックな、つまりソリッドカラーの塗装ですと、〈下地〉〈中塗り〉〈上塗り〉の3コート、すなわち3工程が必要です。
この合間に焼き付けという作業が2回入るわけですね。これがメタリックになれば〈上塗り〉後に〈クリア塗装〉でもう1コート、パールだとさらにもう1工程、といった具合にだんだん工程数が増えて行くわけです。
また、同じメタリックやパール塗装でも、何度もコートを重ねて贅沢な仕上げにしているクルマもあります。レクサス辺りになると6コートが当たり前。なるほど、色の深みも違ってきますわな、そりゃ。注・レクサスの場合は特別でもなんでもなく、これが標準ですから、どの色を選んでもお値段は変わりません。ま、はなっからお高いですけど。
なるほど、塗装にひと手間もふた手間もかけてるから、「特別色」として別途お代金をちょうだいしますよ、ってことなんですね。それは分かりました。分かりましたが、この経済状勢厳しきおり、自分の欲しい色を手に入れるには3万円前後さらに出費しなけりゃならないとは、なんとも辛いものでありますよねえ。いっそ、こっちを標準にして、安い塗装色をレスオプション扱いにしてくれれば良いのに・・・。あ、それじゃおんなじか。と思い悩むMなのでした、妄想で〈セルフ見積もり〉してるだけだけど。
では、また。