リンレイ

カーライフノート

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エコカーワールドで見つけた面白クルマたち。

こんにちは、Mです。


皆さんがお住まいの地域はどうだか知りませんが、Mの住んでいる神奈川県ってところは、
県が率先してEV=電気自動車の普及に邁進している、言ってみれば「エコカー特区」みたいなところです。


都市部を中心に急速充電器をたくさん設置しようとしていますし、高速や有料道路でもEVやエコカーの通行料金を下げることを検討中。
そしてなにより、EV購入に対する補助金が半端じゃありません。
県内に住んでる人や事業主なら、最高で三菱i-MiEVが57万円、スバルのプラグイン ステラなら65万円も補助されます。
おそらく、今EVを買うなら、神奈川県民が日本で一番安く手に入れられるんじゃないかなあ。
そういえば横浜に本拠を移した日産自動車も、今年の末には『リーフ』というEVを発売します。
このクルマを買う場合も、神奈川が最もお安いことになるはず。


そんな神奈川を象徴するようなイベントが、横浜の海際に建つ〈赤レンガ倉庫〉というお洒落な場所で開かれていたので、
Mはいそいそと週末に出かけてみました。
イベントの名は『エコカーワールド2010』。


会場は横浜駅のお隣、桜木町から歩いて15分ばかりのところにあるのですが、
改札から表へ出ると、ちょうど無料シャトルバスが出ようとしています。
グッドタイミング! カメラを小脇に駆け出したM、無事に飛び乗ることが出来ました。
ん? それにしてもこのバス、やけに静かだなと思ったら、なんとLPガス仕様なのでした。
なるほど、徹底してますね、このイベント。


会場には大型バスからフォーミュラカー、ワゴン車にセダン、スクーターやら三輪車、それに自作キット2シーターオープンまで、「乗り物」と名がつくものはもう他にはないだろうという勢いで、
およそ考えられるすべてのクルマやバイクが所狭しと並んでいます。
そしてその間を、若いカップルや親子連れが熱心に見て回っているのです。
こりゃなんだか、去年の寂しさ極まる『東京モーターショー』よりも賑わってる印象だなあ、と感慨を覚えつつ、
Mもその中に混じって面白そうなクルマを探してみました。


いやあ、それにしても、この会場に居ると「ガソリンで走るクルマの方が異端児」じゃないかと思えて来ます。
だって、リチウムイオン電池や燃料電池、ソーラーバッテリーは言うに及ばず、水素やLPガスや天然ガス、それらとガソリンを組み合わせたハイブリッドまで、ありとあらゆる動力源を備えた乗り物ばかりが、こんなにもたくさん並んでいるんですもの。
時代は確実に「脱官僚」じゃなかった、「脱燃料」「脱ガソリン」へと向かってるんだなあ、と実感してしまいます。


では、Mが気に入った何台かをご紹介しましょう。


まずは、これ。以前ご紹介したのは中国製でしたが、こちらは純国産の電動スクーターです。
APA X'POWER(アパックスパワー)の「電ちゃり」シリーズから『TRAMPO Kangaloo』を。市販間際の最新型です。
ちなみにこのブランド、有限会社ORIENTALが現在、設立準備室を設けています。


 このスクーター、前と後ろに大きなラゲッジスペースを持つ、完ぺきなビジネスユースモデルとなっています。試乗出来るというので、Mは早速乗ってみました。
スイッチを入れると全然何の音もしないまま、後輪が回り始めます。では発進。バッテリーを積んでる分、普通の原付より車重はあるはずですが、そんなハンデは何のその、出だしから強大なトルクでグイグイと進みます。そう、相変わらず音も無く。調子に乗って飛ばしてたら、メインスタンドを路面で擦っちゃいました。この点はサスの見直しを進めているので、市販時には大丈夫、だそうです。
それよりビックリしたのは、なんと「バックギア」が付いてること。正確にはギアじゃないですね、電動だから。でもなるほど、前後に荷物を満載したときは有った方が便利かも。ハーレーのサイドカー以外、あんまり見たことないですけどね。

そしてここんちの「電ちゃり」シリーズで、最も気に入ったのがこれです。その名も『motor-ponco もたぽんこ』。
なんだかボディ全体が空豆といいますか、漫画の『豆しば』のようです。
こいつはハンドルを折り曲げ、軽自動車にも積めることを前提に開発されました。お値段も、10万円前後で考えているそうです。
なかなか、可愛いでしょ?



さて数多い四輪の部門で、最優秀賞に輝いたのは(といってもMの勝手な主観ですが)、ジャジャジャ~ン、この1台!
NPO法人NAFCAが販売している『e ZONE』です。


理由はお分かりですね、写真を見ていただければ。ユニーク、他に無い、走らせてみたくなる。
さらに付け足せば、こいつも可愛い! 


このクルマ、ごらんのセダンタイプ(!)だけではなく、商業車登録のバンもあります。



公式サイトを見に行くと、こんなシーンでの使われ方を想定しているようです。



なるほど、デートにもゴルフ場でのパトロールにもいいかも、ですね。


というわけで、会場全体をじっくり見て回ったM、とてもその全てをここではご紹介しきれません。
それほど、熱のこもった展示内容だったと言えます。
でも、こういうことも言えますね、考えてみれば。
今回取り上げたこの二つに代表されるように、ことEVに関しては、既存の大メーカーでなくても創意工夫に長けた集団が次の時代を作って行けるのかもしれない。そう、そんな可能性に溢れている世界なんじゃないでしょうか、〈エコカーワールド〉というのは。
これはなんとなく、面白い時代がやってきそうだな。そう思いながら会場を後にしたMなのでした。
では、また。


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