こんにちは、Mです。
クルマは今や、所有するよりも借りる時代。あるいはまた、何人かでシェアする時代、というのはこのコラムでも何回かお話しましたね。
クルマだけではありません。たまにしか使わない、海外旅行用の大きなスーツケースや、バーベキュー用のグリル、はたまたパーティ向けのタキシードやドレスなど、「持つ」から「借りる」に変わって来た商品はとても増えてきました。
ITやコンピュータの世界で話題になっている〈クラウド〉という考え方もそうですね。
これからは、いちいち買って来た、あるいは時間をかけてダウンロードしたソフトを、これまた時間をかけて自分のパソコンにインストールし、ユーザー登録までも済まして、大切なハードディスクの容量を減らし、挙げ句、すでにインストール済みの別のソフトとの相性が悪いせいでパソコン全体が不調になってしまう・・・なんていうバカバカしい思いをしなくていいのです。
必要なソフトやアプリケーションは全て、ネットを介して必要なときだけ使わせてもらい、使った分だけ料金を払えばいい。そのソフトが日進月歩の勢いで新しいバージョンに進化したとしても、あなたは自分でバージョンアップすることさえ忘れて構わないんですよ。使えるソフトは常に最新バージョンなのですから。
こりゃ、いいですね。
考えてみれば、どうしても自分だけのものとして持っていたい、という「所有欲」を満たす商品なんて、人間そう多くはないのかも。使いたいときだけ借りる、シェアするというのは、コストパフォーマンスを考えても大変合理的なやり方だと思います。
というところで今回のお題なんですが、実はM、週末に〈タイムシェア別荘〉というサービスを体験してきました。これがまあ、思ってたよりもずっと快適、リーズナブル。クルマをお持ちでレジャーの過ごし方を模索している方に、ぜひお勧めしたいと思った次第です。もう7月、季節は確実に夏に向かっていますしね。
Mがカミサンと子犬を連れて行って来たのは、富士山の麓、『フェザント山中湖』というところです。
なんだ、会員制で年に何日かだけ使える別荘なんて珍しくもない、リゾートマンションなんかも入れれば世の中、たくさん有るじゃないか・・・。
はい、その通りでございます。そういった会員制別荘なら、Mもいくつか知っています。でもね、この『フェザント山中湖』には、他にはない大きな特徴があるのです。
それはね、敷地内の別荘の全てが、どの棟も皆、〈ログハウス〉だということなのです。
ログハウス、いいですねえ。憧れですね、Mの。
でも、なぜログハウスが別荘になっているのか? 答えはここんちの母体、BESSという会社がもともと輸入木材を使ったログハウスを長年販売しているという理由にありました。実際、最初はログハウスの展示場としてこの場所にオープンさせたという経緯があるそうです。
さて、今回M一家がお世話になったのは、1泊2食付きのお試し宿泊というコース。
愛車で山中湖の北岸を回り、看板に沿って2~300メートルほど坂道を上ると、すぐそこにセンターハウスが見えてきます。
駐車場に一旦クルマを停め、まず、このセンターハウスで係の方にタイムシェアのシステムなどの説明を受けます。Mは愛犬連れだったので、センターハウス外のオープンエアのデッキでコーヒーなど味わいながらね。
その説明も全然堅苦しいものじゃありません。フレンドリーな会話を交わした後、「まず見ていただくのが一番です」ということで、その日お客様が泊まっていない棟を順ぐりに見学して行きます。
ここのログハウスには、使っている木材やイメージしている造りによって色々なタイプがあります。また収容人員も様々。それが広大な敷地内に、隣との間隔を大きく取って、とてもゆったりと配置されています。湖の周回道路から少し上がっただけなのに、クルマの音も聞こえず、静かで落ち着いた環境。

このマップをご覧いただければ分かると思いますが、犬や猫などのペットを連れて来たい場合はPという略号が付いている棟に泊まることになります。これは床材や敷物の種類によって、ペットも安心して同室出来るタイプということだそうです。
一通り見て回ったM、すでに興奮しております。オーソドックスなアメリカンタイプもいいけどドームハウスもいいな、いやいや、この和風なコテージはどうよ? とはしゃいでる内に今夜の棟を紹介されました。オーソドックスな造りの、2階に寝室がふたつある贅沢なログハウスです。早速クルマを脇の駐車スペースに移動し、荷を降ろしてくつろぎます。
おお、木の香りってやっぱり心地いいですね! 広いリビングを愛犬は喜んで駆け回っております。
おや、LANケーブルが備えてありますよ。じゃあ、持って来たMacBookを繋いじゃお。別に仕事をする気はありませんが、長く滞在するならパソコンが使えるのはありがたいですね。
もう一度、敷地内と周辺を犬と散歩して、ゆっくり風呂に入った後はディナータイムです。もちろん、コテージには立派なキッチンもダイニングも備えてあるんですが、体験宿泊ですからね、今夜の夕食と明日の朝食はセンターハウスの奥にあるレストランで食すのです。
うわあ。これがまた美味しいと来ている。
翌日の朝食もそうでしたが、ボリュームもたっぷりだし、これなら毎回自炊することもないかも。ただし、愛犬はコテージ内か、もしくはデッキに繋いでおかなければなりません。
コテージに戻って静かな夜を過ごしたM一家、2階の寝室で朝までぐっすり休みました。チェックアウトを済ます頃には、次第に契約したい気分になってしまったM、料金について再び質問。
どの棟にするか、1年の内どの週にするかでお値段は違いますが、一番安いのだと70万円台から。それに年会費が11~12万円前後となります。
ここのシステムで面白いのは、自分が押さえた週に事情が有って利用出来ない場合、他の棟の他の週と交換するか、あるいは買い取ってもらえる制度があること。うむ、それなら融通が利きますよね。
というわけで、とても良く出来てる制度だと感じたMなのでした。詳しいお値段や規則は直接問合せていただきたいと思いますが、サラリーマンでも少し頑張れば何とかなりそうな「ログハウスを別荘にする」という夢。
う~ん、クルマを楽しむというのは、クルマでどういう楽しい思い出を作るか、ということですよね。だったら、こんな夢を実現させるのもまた有りではないかと。今も真剣に契約を考えているMなのでした。では、また。


これはシンプルなカントリーカット・タイプ。ペットもOKです。


こちら、ペットはNGですが、いい雰囲気の和風タイプ。


今回体験したハンドヒューン・タイプ。快適でした!